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WOW WAR TONIGHT [音楽]

特別小室系が好きじゃないダンナさんが、最近「ipodに入れてくれ」と頼んできた曲。

H Jungle With t『WOW WAR TONIGHT』の歌詞
words/music by tetsuya komuro

1995年3月発売。当時私18歳、ダンナさん27歳。
YOUTUBEのコメ見てたら、社会に出てから聴いたら染みたという声多数。
発売当時にすでに社会人だったダンナさんには、きっと最初から共感するところがあったのかな。

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FANKSにとってはTM時代が一番なのはもちろんです。
私もシンセに囲まれて華麗にプレイしてる先生が大好きですし、ウツの声も世界観も独特。
常に時代の先端を突っ走ろうと、新しいことをやろうとしていたのがTMでしたしね。
時代の2歩も3歩も、時には5歩くらい先を行こうとしていた。
先取りしすぎて失敗してることもたくさんありましたけどね…。
木根バラが静の宇都宮隆を、先生の曲が動の宇都宮隆を、ビジュアルでも最大限ウツの魅力を引き出して
演出していた、それがTMだと今は思います。
+サウンドは先生の信じる音が詰め込まれていた。
大衆的ではなくマニアック。
だからFANKSにはコアなファンが多い。

それを大衆的にしたのが後のTK時代。
先生の言葉を借りれば「わかりやすさ」を求めた。
時代の半歩先を行くような曲を作った。
だから一般的な多くの人たちに受け入れられてきたんだと思います。
逆にFANKSには物足りない。
(実際手抜きじゃないかと思われるような曲があったのも事実ですが…)

この曲はわかりやすさと曲の難しさがいいバランスだと思います。
この後わかりやすさの追求に拍車がかかってJ-popの低下を招く要因になったと
先生本人が認めていますけどね…。

想像を超える忙しさの中、締め切りに追われて曲を書き続けて
ブームはいつか終わる、そんな恐怖、それでも曲を書き続けることしか出来ず
精神的に壊れてきて、行き先を見失っても走り続けることしか出来なかった小室哲哉。
(その辺のことは「罪と音楽」に書いてあります。)

罪と音楽

罪と音楽

  • 作者: 小室 哲哉
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2009/09/15
  • メディア: 単行本


WOW WAR TONIGHTの歌詞
「明日がそっぽを向いても走りまくれよ」
そこに先生の姿が重なってなんとも言えない切ない気持ちになったのは私だけでしょうか・・・

ねとらぼ:小室哲哉さん、Twitterで「WOW WAR TONIGHT」歌詞の裏側語る
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1004/13/news075.html
浜ちゃんを思い浮かべて書いたって書いてますけど、てっちゃん本人の気持ちもリンクしてるんだろうな。たぶん。

散々色々な動画を見て回りましたが、想像以上に「小室がんばれ」のコメントが多いですね。
先生幸せだな…。

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これ、AAAがカバーしたんですね。
あまりよく知らないのですが、AAA版も聴いてきました。
オシャレな最近の若い子仕様になってますねw

カバー曲が溢れる現在、原曲を知る人は「え?またカバー?」というような
否定的見解がどうしても出てきてしまいますよね。。
やっぱりオリジナルが一番なのは当たり前なのですよ。馴染んでるし、思い入れもあるし。
オリジナルがよかったらオリジナルを聴いておけばいいんです。
原曲を知らない子に形を変え伝わっていくことは悪いことではないと、私自身は思います。
私の世代だったら森高千里版の「17歳」しか知らないし、島谷ひとみ版の「亜麻色の~」しか知らない。

この曲はもっと泥臭いんだよ!ってコメも見かけましたが…
そんなに泥臭いと思って聴いていなかった人も多いでしょ。当時の私の歳~それ以下の皆様。
きっとAAA版で聴いた子達も、社会に出てから本当のこの曲の本当の凄さに気づくのかもしれませんね。

あと、過去の楽曲を切り売りするのはやめて~的意見もよく目にしますが、これはavexの方針でしょう。
だいたいremix大好きの先生自身が編曲してないですしw
今の先生は「音楽プロデューサー」ではなく、「avexのお抱え作家」ですからね。
twitter見てる感じだと、カバーしたいって依頼が来るそうですし。
(あゆのseven days warも、あゆ側からの依頼っぽいですね)



小室哲哉回帰はまだまだつづく・・・
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